8時間労働やめてみた

8時間勤務で手取り19万って鬼畜すぎ…!と思って会社をやめたら天国のようなハッピーライフが待ってた。 注※稼ぐ方法やノウハウを発信するブログではありませんm(__)m

【サラバ】今更やけど面白かったから感想書く【文庫化】

西加奈子」といえば、コレ。第152回直木賞受賞作品「サラバ」。2017年10月には文庫化もされました。

結構今更感あるけど、文庫版発売から読みだしてめちゃくちゃ面白かったんでさくっと感想書きたいと思います。

あ、若干ネタバレ入ります!あらすじは最後に付けたしときます。


少年「歩」の半生を描いた長編。舞台は、エジプト、イラン、大阪と、どれも実際に西さんが住んだことのある場所なんだそうです。

 

「これを読んだ後自分は何を書くべきか途方に暮れた。」朝井リョウ
「すごかった。西加奈子の全部がここにある。」又吉直樹

帯にはこんな感じの推薦文がかかれてますが、最初に本屋でこの本を手に取ったときの俺氏の感想は…「もうちょいなんとかならんもんかいな??」


がしかしだ。

実際読み終わったら…

うん、これ感想ムズイな。ましてや一文でこの本の内容の何かを表現することは不可能だ。

とにかく衝撃が大きかったです。
本来家族ってのは、団結していろんな困難とかに立ち向かっていくものだと思うんですけど、本書は、父、母、姉、主人公(歩)がそれぞれまったく異なる方向へと、まっしぐらに歩んでいきます。

 

皆が自分自身のみの「幸福」のために、自分の信じる道をどこまでも歩んでいく。。

死んでも幸せになってやると決めた母、絶対に幸せになってはいけないと誓う父、マイノリティであり続ける姉、とにかくふつうであり続けたい歩。

それぞれの目的を持って、まったく異なる景色を見ている彼等4人。最終的にこの一族は「家族」としてどんな形態を成していくのか…また各々の人間性はどう変化していくのか。。読み応えあります。

 

サラバ、
個人的に、人生観変えさせられたといっても大げさでないくらいインパクト大きかったんですけど、じゃ具体的にどう変えさせられたのかということは上手く表現できないんですよ(なら書評すな(゚Д゚;))


物語としても、結末が全く予測できず最後まで楽しく読めました。
あと、エジプトでのヤコブとの一度目の別れのシーン、あれは涙腺崩壊しますよね。

 

 
最初にさくっと書評します!言いましたけど、小説の感想って文章にするの意外と難しいですね。。

 

ってなわけで

サラバ!(言いたいだけ)

 

ちなみに、サラバを読み終わった後、一気に西さんの「i(アイ)」、「うつくしい人」、「あおい」を読んだんですけど、どれもこれも面白かったです。マイノリティ、マジョリティが西加奈子さんの永遠のテーマ?になっているような気がします。

 

【あらすじ】
僕はこの世界に左足から登場した――。
圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。
そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。